大本座談会レジメ (6月10日~6月26日動画掲載分です)

 

4-1 一連の大本事件の真相に迫る (37分)

A:綾部に天子隠したり、今の天子(大正天皇)偽物なりという12段返しの宣伝歌で、2次事件の裁判(昭和20年大審院棄却)では不敬罪(聖師は懲役5年)となり、敗戦で不敬罪は無くなる。

Y:伊豆の安藤さんの作歌としたが、明治天皇のすり替え説で、聖師が北朝の皇統があった事になる。大正6年、聖師が有栖川宮のご落胤であると確信した、皇族である鶴殿親子(ちかこ)が、聖師と共に吉野山に出掛け、鎮魂帰神を行い、後醍醐天皇(南朝)の神霊と向き合い、南北朝の和睦を行う。そして、福知山の出口直の産土である一宮神社へ参拝し、南北朝の争いが終わり、丑寅の金神の世になった事を報告する。

昭和天皇の結婚前に、島津家には色盲が有り、長州の山縣有朋は反対した。1次事件では山縣の逆襲で、島津家から相談があった聖師を恨んだ説がある。

F:明治43年の南朝正統論の勅裁など、南北朝の議論を嫌った山縣は、桂太郎首相を怒り卒倒する。

A:孝明/睦人/有栖川宮/聖師が北朝の流れ、明治(大室)/大正と続くのが南朝であり、北朝聖師を潰そうとしたのが、大本事件である。

Y:聖師の娘であった大石よしえは、川島芳子と交流し、満洲に深く関わる。柳条溝事件を起こした石原莞爾と聖師は気脈を通じていたらしい。満洲浪人の大島豊らの聖師排斥で、3代夫婦は北海道へ逃避する。昭和6年本宮山に碑が建ち、すぐに満洲事変になり地獄の始まりでもある。贖いの神業として聖師は事件を引き起こす。

A:S9.7.22昭和神聖会の発足、S10.12.8 2次事件起きる。3代教主などは南北朝の争いよりも昭和神聖会こそ大本事件の発端だとし、後の世まで尾を引く。必然(弾圧)説(栄二先生による国体の維持ができないと権力側の判断に拠る)誤解説(本部側による安丸良夫氏監修のNHKEテレ放送)経綸説(信者としての立場)がある。     

F:大国先生は戦後、来るものは来る、弾圧に仕向けた聖師の意図があったとし、大本の役割そのもので贖いの意味がある、誤解ではない。神様のプログラムとしてある。

Y:皇道大本の意味は皇室の道ではなく、大宇宙の運行の道であり、当局の曲解である。

昭和20年の吉岡啓示録では大三災はこれからで、神の経綸は途中経過でもある。

F:皇道とは、皇祖神ではなく、主神への道であり、聖師の紛らわしい表現でもあった。

A:昭和神聖会の前後、満州事変、国際連盟脱退、2.26事件が起こり、太平洋戦争に至る道で、大本潰しが行われた。

4-2 一連の大本事件の真相に迫る (5分)

Y:日の神子として、太陽に向かって米国と戦争したのが間違い、大東亜戦争だけで見れば、南方のアジア諸国は戦後独立できて、意義はあった。

F:S10.12.8 第2次事件 S16.12.8 太平洋戦争 6年後に大本⇒日本の動きがあり、神のプログラムとしての出来事である。皇道大本には天皇皇祖崇拝と共に、昭和神聖会の綱領には人類愛善という大本の教えが入っている。  

4-3 みろくの世について (19分) 

A:空海は唐で密教を学び、日本で初めて庶民に教えを広めた。末法思想(他力本願)が終わり、浄土思想は彼岸(あの世)で成仏する。みろく思想はこの世で浄土を作る。聖師は弥勒を至仁至愛とし、弥々革むる力とした。

F:物語入蒙記に、常暗の世(末法)から、霊主体従による霊界の天人と交わる最初の黄金世界に復帰せしむるとお示しがある。

Y:現界(物質)と霊界(精神)と見ると、戦争では精神では負けてなかった。今は飢え死にでなく、欲望で食べ過ぎて病気で死ぬ事が多い。物質界ではみろくは達成されており、大本の原点である運否の無い、さらつの世に致す大和魂が必要で、また大本は在家信仰でもある。

F:空海の遺言に、萩の咲く月の輪台(亀岡月宮宝座)にみろく(聖師)が現れると有る。

艮の金神の世から、神島開きの前から、みろくの世にするとの神諭が出る。

A:末法の世とは、人も世も最悪になり、正法が行われない時代という歴史観。みろくの世とは弥勒がこの世に下生して、理想的政治が行われるという信仰。大本は天の弥勒様を頂いて、三千世界の立替え立直しを行う救いの神業で、人民に改心を迫り、地上天国を建設する、厳しい教えでもある。

F:天国/地獄の基準は、神様に向かっているかどうかにある。

Y:肉体を持っている人間には、良し悪しは難しい。人を助けるのは、みろく様で他力ではある。

4-4 金毛九尾対策はできるのか (27分)

A:三種の邪神として、物語第4巻天地開明で六面八臂の邪鬼、金毛九尾白面の悪狐、八頭八尾の大蛇が定義されている。代表格である金毛九尾とは、狐として黄金色の硬き針毛を有し、化現すると美しき女人の体を現し高貴なる服装を纏い、神人を驚かしめ、威厳に打たらしめ、完全無欠にして九尾を振るという。何ともいやらしい退治しにくい相手であります。

F:われよし、強いもの勝ちの世を金毛九尾、大蛇などの動物の概念で表し、立替え立直し改心を行う国祖の出現、天の弥勒様の下生という、大本の教えであり、物語では高姫に代表される。

Y:高姫はよく改心するが、口が上手い、嘘をつく、男を騙す、大本の中枢に沢山居た。騙されて気が付くので、失くす事は難しい。神秘体験、奇跡を求める薬害もあってはならない。

F:神諭に我の血筋にいやな事をさせる。物語第14巻丸木橋では二十世紀は悪魔横行の時代、八頭八尾や金毛九尾の悪霊が発動し、常世姫や木常姫の霊魂の遷り易い肉体を使いやりよる。善の仮面を被って教え子を食い殺す。物語第48巻至愛では我が子にはつまらぬ御用がさしてある。人の子には傷はつけられぬからとあり、信者はそれを見て改心せよと説かれる。

A:物語第47巻天界の花:「こんな穢い人間に触ろうものなら、忽ち地獄の団体に落ちます。」「天国は愛善の国だ。地獄に落ちるのを恐れて現在目の前に苦しんでいる憐れな人々を救わないのは、自愛の心だ。自愛の心は天国にない。自愛を捨て善と愛との光明にひたれば、地獄は忽ち化して天国となるであろう。」宗教的な表現ですが、物語では反面教師として高姫は最後まで登場します。金毛九尾とはうまく付き合うしかないようだ。

F:改心させようとする言霊別を、諫言する高姫が慕う場面がある。臨死体験から生還した時の世の中が、その時大変美しく見えたりする。

Y:大本三派の今後ですが、本部は来年何か方針を出すようだ。連合会は毎年同じで、愛善苑は新しい発展が難しい。一方世界(韓国、米、露、中)は目まぐるしく、聖師は日本の役割、御用があるとおっしゃてる。大本の原点が忘れられている。

F:みろく様が地上に天の福音を降ろされて、この世を救う御意志を大本の宣伝使は伝えるのが使命で次の世界を形造る。第6巻大洪水で地軸が傾き、第15巻50世紀で元に戻るが、地上の人間は労苦を厭い、少しも手足を使わないものだから、弱々しい人間になり、身の丈2尺ばかりの小人になる。手を繋いで歩き、鶴に持って上がる難を防いでいる。三五教の教えを信じ不言実行、労苦を楽しみとした系統に限って6尺以上の体躯を保つミロク人種として活動する。

A:出口王仁三郎は明治維新の王政復古が間違いで、神政復古すべきだと断言してます。天照大神(民族神信仰)による現人神(あらひとがみ)でなく、日本人が弥勒の大神(主神信仰)による根源神に目覚めるしかないと。

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