なぜヤフーがZOZOを? 電撃発表の背景にあるものは
電撃的なヤフーによるZOZO(ゾゾ)買収は、ヤフーの親会社であるソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長がつなぎ役だった。ヤフーはSBG傘下で始めたスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を中心にネット通販(EC)事業のてこ入れを図っており、アマゾンや楽天の背中を追いかけている。個性的な言動で注目を集めたZOZO創業者の前沢友作氏は経営から退き、宇宙旅行や別の新事業に専念するという。
ヤフー、ZOZOを子会社化 前沢氏「僕は新たな道へ」
月旅行計画や派手な私生活…ZOZO前沢氏、注目の今後
孫氏らによると、前沢氏が孫氏に「ZOZOの社長は引退して、新しい人生を過ごしたい」と相談したところ、孫氏が「ヤフーと提携してやってみるか」とヤフーの川辺健太郎社長を紹介したという。
孫氏は会見で「提携後も当分は前沢君が社長をやったほうがいいんじゃないかと言ったけど、『僕はすぱっと新しい人生にいきたい』と(前沢氏が言った)」と話した。
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